商品MD担当のtarakoです。
実はわたくし、ホルガとスメハチを愛用するトイカメラユーザーです。
このたびおもちゃメーカーのタカラトミーからトイカメラがリリースすることが決定しましたので、いちユーザーの観点から独断と偏見でコメントいたします。
品名はTOLNE-トルネー(11月下旬発売)限られた情報から一言で概要を表現するとプチホルガです。
35ミリフィルム用カメラですがデザインはホルガをそのままかわいくした感じで、ファインダーやレリーズのレイアウトはホルガそのまま、レンズまわりのデザインもよく似ています。
内容的にはツボお押さえた感じで、トイカメラに少しだけ興味があるようなライトユーザーから、文字通りのプチホルガとしてバリバリでいろんなトイカメラを使いこなすヘビーユーザーまで満足できそうです。
本体価格3990円と値段もナイスです。
20代が多いトイカメラユーザーは自分の趣味に使えるお小遣いが限られていますが、これなら手軽に買えそうです。
プラスチックレンズを使用しますが、初回の商品仕様書ではトンネルエフェクトをアナウンスしていません。
それよりもこのカメラを特徴付けるのは、多彩なフィルターワークと内部コンタクトと言う独自のフィルムコマへの写りこみです。
トイカメラユーザーは虫眼鏡接写など独自のレンズワークで撮影を楽しんでいますが、このカメラに使える別売りフィルターも個性的なものが多く、いろいろ遊べそうで期待が持てます。
内部コンタクトとは今までの写真用語に無いこのカメラ独自の仕様です。
説明が下手で申し訳ありませんが、フィルム室の内部からフィルムのコマにシルエットを入れる、一種のフィルターのような構造でパーフレーションへの写りこみ風コンタクトが2種類とワイド画面がとりあえずリリースされます。フィルターにもいえる事ですが、自作や改造ができれば最高でしょう。
限られた情報ではこれ以上は憶測めいていて、コメントできませんが、気になるのはどこに行けば買えるのかです。
この商品の対象年齢は15歳以上で、子供向けではありません。またおもちゃ業界ではトイカメラのリリースは初めてのことです。
したがって一般のおもちゃ屋さんは発注しにくいのが実情です。
メーカーにお問い合わせさせていただいたところ、トイカメラに強い雑貨店にも営業しているとのことでした。
ただしこちらにとっては、未経験のおもちゃメーカーからの売り込みで実績がありませんし、タカラトミーの持つ雑貨業界への流通パイプも未知数です。
この流通のねじれ現象から発売当初は何がしかの混乱が起こるでしょう。
ハタトイでは、個人的な思い入れもあって、この辺りの品薄の予感を織り込んで、少し大目の発注をしました。注文が集まらなかったら店長にとても怒られます。ぜひぜひ、安心して予約のできる当店にご注文下さい。
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